ラストパウダーも味わい、春からテレマークだ!と言いつつ
昨日の日曜日は、毎年恒例「ニューモデル試乗会」に行ってきました。

会場には、面白そうな板がイッパイ

もう何年も参加していて、このレポートがのBlogで一番アクセスが多いコンテンツ。
こんなオッサンの素人インプレを覗きにきてくれると思うと、意味不明な使命感というか仕事みたいな感じになってます。
まあ一番の目的は自分や嫁さんの板探しだし、なにより楽しいので苦にはなってません
と言う事で、今回の目的は昨年同様「キョウコのパウダー板」と「Baconの後釜探し」です。
いつものことながら、
私やキョウコの個人的な感想ですので、参考とされる方は自己責任でお願いいたします。<ATOMIC>Bentchetler 120 184cm 143-120-134 R19
Atomicパウダー系モデルの揺るがぬ筆頭モデル
数年前からセンター幅が123mmから120mmになり、極太にもかかわらず、とても扱いやすいモデルでした
それが来期コア材の変更により、むちゃくちゃ軽い
しかも試乗機には、こちらも新ビンディング「SHIFT」が付けられ、ツアー対応の極太ファットとは思えない軽さ
【SKIモード】は通常のアルペンビンと同じコバで固定する仕組み

【WALKモード】レバーを開くと、TECH用のピンが広がり、TECHシステムとして使えます。

相当軽量化されているし、新しいシステムのビンだし、さて肝心の滑りはと言うと、
楽しい!!というか、今回一番好きかも
試乗会1本目に乗ったのですが、たいてい1本目に乗ったモデルは印象が薄くなりがちですが、今回は違いました。
Baconの後釜としてはセンター120は太いなと思ってたものの、これだけ扱いやすいと、普段使いとしても行けそう
しかも軽いので、ハイシーズンのツアー用にも十分使えます。
物欲大魔王様....いきなり強烈パンチですよ
Bentchetler 100 180cm 129.5-100-120 R19.5
ラインナップとしては初登場のセンター100mmモデル
160cm台の短いモデルもあるので、キョウコのパウダー板候補
実は別の試乗会でパウダーテストもしていて、とても好印象

ただ柔らかめの板のなので、整地でちょっとバタつく感じがあったので、今日はその再確認
キョウコの感想としては
・板は柔らかく軽い
・180なのに取り回し良い
・柔らかいグス雪でも突破というより乗り越えていくって感じ

私も乗りましたが、たしかに男性にはチョット弱いかな。
ハイシーズンの柔らか雪なら良さそうだけど、ガチガチバーンだとチョットやだな
男性なら120の方が良いでしょう
Backland 107 182cm 137-107-124 R18.5従来のBackland FRシリーズの後継
こちらも全面的にコア材の変更があり、軒並み軽量化

センター109mmが無くなり107mmへ
板自体も、現行モデルと比べて柔らかくなったように思います。
実際乗ってみると、結構柔らかいのに滑るとザクザクの春雪をドンドン突破してくれる
ただ、板は軽いのに意外と動きは軽快ではなく、シットリとした感じ。
Backland 102W 172cm 129-102-120 R16Bentchetler100の対抗馬として比較のためキョウコが試乗

柔らかくて、落ち着いた乗り味だけど、突破力アリ
カタログ重量は軽いはずなのに、重く感じたのは何故だろう...
このモデルも、現行のBacklandシリーズよりも柔らかく感じました
VANTAGE 107Ti 175cm 136-107-123 R17.4こちらも従来モデルからフルモデルチェンジ
板の構造そのものから変更となり、トップ部分がスケルトン

その分相当軽くなってますが、今までのモデルより柔らかくなった気もします。
実際滑ると、軽量化したのにシッカリ感はありますが、現行のVANTAGEシリーズの乗り味とは違うかな?
現行のメリハリの効いた乗り味の方が好きだなぁ
<LINE>PESCADO 180cm 158-125-147 R19.5Lineの超人気モデルPESCADO
木目調のスワローテールは特徴的で、何人もの知り合いが買いましたね

実はデビューした時の試乗では全然乗れなかったので、今回再チャレンジ
結果は...乗れました
乗り方分かると、確かに楽しい板です。
150mmオーバーのトップのサイズも迫力あります。
ただ同じ極太クラスとなると、Bentchetlerの方が好みだなぁ
SAKANA 181cm 150-105-138 R15PESCADOで好評だったスワローテールを採用したパウダーモデルの第2段
サイズ感もBaconに近いので、個人的には興味がありました。

チョット細身のセンター105mmと使いやすいサイズ
Rも小さいので、ツリーランに最適という評判
PESCADOに比べて確かに軽快
Baconみたいに整地でも十分楽しい
パウダーでの浮力は未知数ですが、スワローテール効果でテールが沈み、浮いてくる感じなんだろうか?

ただ1点気になったのは、チョット悪雪箇所で板を振った時、テール側が引っ掛かった事
テール側のロッカーは浅目で、しかもスワローテールなので尻尾の先が引っ掛かったんでしょう。
ぶっちゃけその時の私のポジションが悪かったせいですが、ツインロッカーに慣れて、ついつい困った時に板を横振りする私にはちょっと問題かも
SICKDAY 104 179cm 137-104-121 R19.3コチラも来期フルモデルチェンジのSICKDAY
センター104mmの使い勝手のよさそうなサイズ

SICKDAYが登場した当時も試乗してますが、チョット乗り辛い印象があったので、それ以来敬遠気味
ただキョウコの候補板のPANDRAと同じシェイプと言う事で、どんな感じか試乗
もう昼も過ぎてゲレンデが全面ザクザクになって、もうどんな板でも乗れちゃうので印象が掴みにくい
今日乗った板の中では、ビン位置がチョット後ろ目に感じた
初代の時ほどの強さは感じなく、むしろ乗りやすい印象
ただ硬いバーンだと印象変わるかも?
小回りするより、ドカドカと滑った方が楽しいかな
スポーティーなコスメも嫌いじゃないし、思ったより良い印象の板でした。
PANDRA 104 165cm 137-104-121 R16 キョウコのパウダー板の対抗馬
コア材からシェイプまで新しくなったPANDRA

柔らかく落ち着いた乗り味で扱いやすい
ターンも良く回るが板が回るタイミングが、なんだか合わない
<K2>WAYBACK96 177cm 128-96-115
TALKBACK96 163cm 128-96-115来期フルモデルチェンジのWAYBACKシリーズ

軽量コアにカーボン&メタルインサートになって、現行モデルに比べて相当硬くなってます。
実際滑ると、悪雪でもバタつかない
整地滑っても足元シッカリして、切っていく
キョウコはレディースモデルのTALKBACKに試乗
コチラもメタル入りです

感想としては、
・今までのモデルと全く違うもの
・メタルが入った分、軽いのに硬い。 なので荒れたバーンでも突破力アリ
・むしろ硬めのバーンで乗ってみたい
今までとは別物となってますが、逆に好みが分かれそう
初心者にも優しいイメージだったWAYBACKシリーズでしたが、チョットやんちゃな板になったかも
昔あったメタル入りのSIDE系列を思い出す感じですね。
<ARMADA>ARV 116JJ ZERO 185cm 139-116-135パドルクラブ オススメの1本

従来のJJと同じ、シッカリとしたツインロッカー
でも乗り味は、バタつかずシッカリ乗れる
滑っている姿を見ると、板がバタついて見えるのですが、滑ってる本人は気にならないという不思議
ザク雪の突破力は、一番だったかも
太い割には小回り利くのは、JJの頃から変わらず。
でも昔のJJのようなペタっとした乗り味では無く、相当良くなりました。
キョウコも乗る板無くなってきたので一緒に試乗
・長いし太いのに、とても乗りやすい
・荒れたバーンでも、気にせずドンドン突破してくれる。
・ARMADAらしく、ターンも気持ちよく切れ上がる
とかなり好印象。相変わらず太さを感じさえないARMADAマジックですね
<Rossignol>SKY7 164cm 127-97-117 R13従来の7シリーズのレディースモデルがあったので、キョウコが試乗

とても扱い易く、でも板はシッカリしているので、春のグズ雪でも気にせず滑ることができた
センター97mmという幅と、ハニカム構造のおかげでスウィングも軽いことが扱いやすさに一役買っていたかも
ざっとこんな感じです
昼飯抜きで開始から終了まで乗りっぱなし。
私は過去最多の9モデル、キョウコは6モデルを試乗しました。
今回一番の目的だったキョウコのTSTの後継にするパウダー機ですが、本人はとても悩んでます。
第一候補はBentchetler100ですが、整地での弱さが気になるみたい
理想は私のBaconの様なオールマイティさが欲しいみたいだけど、ただでさえそんなモデルは少ないうえに、レディースサイズとなると、本当に選択肢が無いようです。
私の方はと言うと、一番気に入ったのはBenchetler120
しかしこれに手を出すと、今持ってる旧モデルのBentchtlerが浮いてしまう上に、使い勝手によっては、Baconの立ち位置も奪いそう
まあハイシーズンはこれ1本で済ませられるので、良く取ればハッピーなのかも。
時点はSICKDAY104が意外と良かったです
こんな楽しい試乗会を、毎年開催していただいてるパドルクラブさん、そして沢山の板を提供しているメーカーさん、ありがとうございました。
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今日から昼の方が長くなる春分の日
しかし、昨日はまさかの降雪
ラッキーなことに、今日はCoyoteのガイドツアーでキロロBC
去年余市岳は行ったので、まだ行った事が無い992峰と1107峰方面へ
ファミリーゲレンデ上部のゲートからスタート

毎年古市さんにはガイドをお願いしてましたが、今回はテレではなくアルペンで参加
最初は沢沿いをテクテク登る
その後、992峰の麓から本格的な登坂開始

雲ひとつ無い青空の下、風も無く気持ちの良いコンディション

向いに見えるは1107峰

2時間弱で992峰登頂

眼下にはキロロスキー場が一望

そしてお楽しみの滑降開始


古市さんも気持ち良さそう。テレでも滑れるようになりたいなぁ


シュプール見てニンマリ


下で休憩後、1107峰側を登り返し
山頂は目指さず、いい斜面が有るところまで登ってドロップイン

まさかの豪快スプレー!!

キョウコも大満足



あとは登ったルート沿いにトラバースしてお帰り
昨日降ってくれた雪のおかげで、イイ雪とイイ天気に恵まれ、とても気持ちのイイ一日でした。

ガイドして頂いたCoyoteの古市さん、お世話になりました。
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はじめに、なんとなく南国方面に謝っておきます。

今日は、バフバフパウダーでした
もう春に一直線かと思われた北海道
しかし、まだまだいい雪が降ってくれました。
今日のキロロは木~金にかけて、モッサリ降ってくれた雪のおかげで、

2日で50cmオーバーのハイシーズン並みのパウダーコンディション

当然朝イチゴンドラは、おなじみの行列

一本目から裏へ

前日のトラックは残ってるものの全く気にならない、ほぼ全面スネ~ヒザパウの面ツルパウダー

ということで、ご一緒したISDさんご夫妻と美味しくいただきます







この時期としては、とても軽~い雪のおかげで、かなり楽しめました


午前中でISDさんご夫妻は終了。お疲れ様でした~

わが家は簡単な昼食後、長峰へ
午前中でほとんど足を使い果たしてしまってましたが、長峰に移動してUKさんと合流
そこで、なんと超ご無沙汰の

ケンジ君


(真ん中)
モエレで一緒に滑っていたのも、もう10年も前。
当時は小さいほうだったのに、今ではスッカリ大きくなってました


3本ほど一緒に滑って終了
また一緒に滑ろうね~

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木曜から金曜にかけて、かなりの大雨

が降った北海道
キロロも雨だったようだけど、金曜の昼から雪に変わっていたので、淡い期待を抱きつつキロロへ

今日がアーリーゴンドラの日だというのを、スッカリ忘れていたのでチョット出遅れたものの、朝里のコースはガリガリ状態
でも、整地そのものは思ったほど硬くも無く、それほどひどいコンディションじゃなかったです。

とりあえずパウダーゾーンにも向かってみる
ゴンドラから見る限りでは、やはり新雪は少ないけど思ったほど荒れてない

実際行ってみると、重いものの足首パウでソコソコ楽しめました。


その後は晴れ間も出てきて、青空の長峰で気持ちよく基礎練



かなり春っぽくなってきたけど、まだまだキロロは楽しめそうです。
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