ぶっちゃけ、今シーズンは深~いパウダーを当てずに終了する事になるでしょう。
とはいえ、冬はまた来る。きっとパウダーに巡り合えることを願って、今年最初の試乗会に参加してきました。
いつものごとくお世話になっているパドルクラブさんの企画に参加してきました。

なんと参加者30名に対して、各メーカーから提供された試乗機は約100セット!!😲


ところ狭しとズラリ並んでいます。
これだけのファットスキーが並ぶと壮観ですね。
会場はかもい岳国際スキー場
3月初旬の開催ということで、うまく行けばパウダーライドを期待していたのですが、今日の天気は晴れ
ゲレンデコンディションは完全な圧雪バーン
とはいえ、ガチガチに凍ったところはなく、最初の1時間程度は固かったですが、その後はイイ感じに緩んでくれました。

小春日和の暖かさでした😅
とはいっても、目の前に並べられたファットスキーに、参加者の眼は釘付け。
皆さん、興味に赴くままに試乗されていました。
という事で、私も試乗開始となりますが、毎度のことながら、オッサン・レジャースキーヤーの感想なので
参考にされる方は自己責任でお願いいたします。🙏
なお試乗した順番と異なりますが、メーカーのアルファベット順に掲載します。
(※板の写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)
<ARMADA>
ARW 106UL 180cm 134-106-124 R20.5

カミさんがファット板としてこの旧モデルを買ってます
ULと言うのはUltraLightの意味です。
ARWは本来はレディース用のラインナップですが、この106ULに関してはARV106の軽量モデルと言う位置付けの為、ユニセックスモデルとなっています。
実際に持ってみると結構軽量ですが、乗ってみるとシッカリしてます。
20mオーバーのラディウスですが、結構取り回しもよくある程度のスピードでも安定しています。
センター106mmクラスでBCにも使いたいなら、良いモデルだと思います👍
ARV 106 180cm 134-106-124 R20.5

ARW106ULの調子が良かったので、軽量化していないモデルのARVにも試乗
コチラも以前乗ったことがありますが、その際も好印象👍
私のBACONの後継機の候補でした。
ARWの後に試乗してみると、確かにこっちの方がより安定しています。(当たり前か💦)
ARWも安定していると思ってましたが、乗り比べてみるとARVの方が板のバタつきもあまり感じられず整地でも楽しい板です。
私の場合、パウダー機としてBentChetler120を持っていたのでBaconの後継機は整地性能重視のQST106にしましたが、パウダー性能を重視するなら、ARVやARWも良さそうです。
<BLIZZARD>
RUSTLER 10 180cm 134-102-123 R17.5

名前は変わってませんが、中身が変わったRUSTLERシリーズ
店員さんの説明では、メタルの入り方が変わって多少乗り味がマイルドになったらしい。
現行モデルは、ファットと言うより整地板って感じの切れ味鋭いイメージでしたが、このモデルに試乗してみると確かに扱いやすくなってました。
とは言え、やっぱり切れ味重視的な乗り味😁
普段は基礎板に乗っている人が、モッサリ降ったゲレパウを楽しむのにイイかもしれません。
それほど重い板でもないので、BCに使う事もできるかもしれませんが、結構足前が必要に思います。
<ELAN>
PLAYMAKER 101 180cm 132-101-116 R18.1

ELANのファット系といえば、RIPSTICKシリーズが人気です。
AMPHIBIO(アンフィビオ)と呼ばれる、左右非対称のロッカー形状が人気の秘密
でも、どうも私はこのAMPHIBIOが苦手で、今までELANは避けていました。
今回発表されたPLAYMAKER101は、そのAMPHIBIOを採用していないモデル。
センター幅が101mmと中庸で使いやすそうな感じです。
実際持ってみると、軽いし柔らかい。
今日の様なチョット締まったバーンだとどうかな?と思いましたが、意外と調子がイイ😲
確かに上部の固めの所だとチョットバタつく感じもありますが、少し雪が緩んだ中段以降はとても軽快に滑れました。
ツインロッカーなので、好きなように板を振る事も出来るので、とても楽しい板かも🎵
今までファット初心者にはAtomicのBENT100辺りを勧めていましたが、このPLAYMAKER101もイイかもしれませんね
<K2>
RECKONER 112 177cm 136-112-127 R21

久しぶりにK2のフリーライド系に試乗
なぜがここ数年乗ってなかったのですが、このモデルは既にネット上にアップされている評価も良かったので試乗してみました。
センター112mmと少々太目、K2マークの主張が激しい
持った感じも柔らかく、昔からあるK2のフリーライドモデルっぽい雰囲気がありました。
実際乗ってみると、キレッキレという感じではないけど、落ち着いた乗り味😁
いつでも板をズラせるので、安心安全に滑れる感じですね。
かといって遅いわけでもなく、シッカリ踏み込んだらキレイにたわんで気持ちのいいターンができます。
次にレポする102よりもキャンバー浅目なので、パウダー向けのモデルの様ですが、整地も十分楽しめます
RECKONER 102 177cm 134-102-127 R17.6

コチラはセンター幅102mmと使いやすそうなモデル。
基本構造は同じっぽいので、オールマイティなモデルなのかな?
乗ってみると112よりも扱いやすい。細い分整地でのターンはより軽快になります

なんだか昔に乗ったKUNG FUJAS等を思い出させる感じ
やっぱり重さは有るので、BCではなくゲレパウ目的ならアリの一台かと思います。
まずは前半として以上となります。
残るは
LINE、OGASAKA、Rossignor、RMUの4社6モデル
個人的に気になっている、BACONも乗りましたので、急ぎインプレ記事をアップしたいと思いますので、しばしお待ちください。
※後編アップしました(3/6)
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